コンポスト性を活かしたLDPEの代替
一般的な紙コップはLDPE(低密度ポリエチレン)がコーティングされており、コンポスト処理ができない上にリサイクルも難しい状況です。よって使用済みの紙コップは焼却若しくは埋め立て処理をされることが通例となっています。単純にLDPEをBioPBSに置き換えることにより紙コップはコンポスト処理をすることが可能になります。
温かい食品や飲料の容器に適した性能を保持
BioPBSをコーティングした紙は温かな食品や飲料の容器として使用可能です。
- 酢、食用油、オリーブオイル等への耐性を備えています。
- 濾過した食用油、ウスターソース、ケチャップ等への耐性を備えています。
ベネフィット
成形加工のしやすさ
- 安定した成形加工性と低いネックイン
- LDPE向けの現行成形機において同素材とほぼ同等の成形スピードが実現可能
- 紙に浸透することにより優れた接着性能を発現
- PLA(ポリ乳酸)と比較した場合、薄いコーティング厚みにおいも低温シール性、強シール強度を発現
- 前処理不要の優れた印刷性
食品衛生性と環境への適合性
グレードによる違いはありますが、BioPBSは各種食品衛生性の法規等に準拠しており、また様々な植物由来、生分解性/コンポスト性に関わる認証を受けております。詳細は弊社営業部門へお問い合わせ下さい。
食品衛生性 | 植物由来 | コンポスト性 |
---|---|---|
|
|