グラスランチャンネル、ベルトモール用途

TECHNOLOGIES

セミ・ダイナミック・シール部材は、可動窓に使用されるシール部材であり、次のような異なる種類のウェザーストリップが有ります。

  • グラスランチャンネル(押出成形部材及び射出成形融着コーナー部材)
  • ベルトモール(インナー及びアウター)

テファブロックは、長年に渡って多くの量販車種のシール部材に採用されています。

テファブロックTPEでは、これら2種の自動車用シール部材としての、それぞれの機能に特化した、幅広い製品群を取り揃えています。

  • スチレン系熱可塑性エラストマー
  • 特許技術による架橋スチレン系熱可塑性エラストマー
  • オレフィン系熱可塑性エラストマー
  • PPコンパウンド

サンプレーンは、優れた柔軟性をもつ軟質PVCコンパウンドであり、こちらも優れた外観のベルトモール用材料としてご使用いただけます。

FEATURES

成形性に優れ、軽量化を実現

テファブロックは、低比重であることに加え、PPと融着可能です。このことにより、高剛性のタルク入りPPコンパウンドによって金属芯の代替が可能であり、最大で30%の軽量化を実現できます

優れた意匠性

グラスランチャンネル用途においては、平滑性に優れた成形品表面と、押出部と射出コーナー部の外観バランスの調和により、質感に優れたデザインを実現します。

スチレン系熱可塑性エラストマーでは、架橋タイプ、非架橋タイプのいずれも、また押出成形用、射出成型用グレードにいずれにおいても、幅広いグロスのグレードを取り揃えております。

射出成型用の高流動グレードは、優れたシボ転写性を実現します。

高耐久性

テファブロックは、その優れた耐候性によって、EPDM製シール部材に見られるような変退色やブルームを防ぐことが可能であり、初期の車両外観を長持ちさせます。

サスティナビリティ

テファブロックは100%リサイクル可能な材料であり、PP芯材と組み合わさった状態でも再利用可能です。

EPDM製押出部材とも融着可能なコーナー部材

テファブロックのEPDM製グラスランのコーナー用グレードは、架橋工程が不要なので、生産性の向上を実現します。